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生活常識としての立春

2015.02.04

立春は1年の始めとされ、決まり事や季節の節目はこの日が起点になっています。八十八夜や二百十日も立春から数えられるそうです。

立春の早朝、禅寺では入口に「立春大吉」と書いた紙札を貼る習慣があります。気温は真冬ですが、暦の上では春ですね。わくわくします。

小学校受験では「生活常識」の中で「季節」に関するものがよく出題されます。ペーパーの上だけでなく普段の会話として節分や立春などのお話ができるご家庭は素敵です。

数年前、ある幼児教室の模試で、柊鰯(ひいらぎいわし)が出題されました。ほとんどの子どもは知らなかったそうです。

柊鰯は、節分に魔除けとして使われる、柊の枝と焼いた鰯の頭を門口に挿したもの。実践することはなかなか難しいかも知れませんが、日本にしかない風習や季節感を子どもに触れさせてあげることは、とても素敵なことです。

将来グローバルな人間として育っていく子どもたちに日本人としてのアイデンティティを!